K. Nagashima 研究室

主宰者:K. Nagashima
北海道大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室は、氷結晶の成長過程を原子・分子レベルで解明することを主たる目標としています。具体的には、水蒸気中や過冷却水との界面での氷の成長メカニズムを対象としています。研究では、独自に開発したレーザー共焦点顕微鏡と微分干渉顕微鏡を組み合わせた光学観察装置を用い、高さ数十分の一マイクロメートルの単位ステップ(分子層の成長端)の動きを直接観測しています。さらに、原子間力顕微鏡や二光束干渉計などの複数の手法を組み合わせることで、成長界面の詳細な構造と動力学を捉えています。 主な発見として、氷の成長過程では単位ステップが自己組織化して段状構造を形成する「ステップバンチング不安定性」が生じることが明らかになりました。この現象は温度や水蒸気の過飽和度、さらには窒素ガスの圧力など環境条件により大きく変化します。また、氷表面には準液体層と呼ばれる薄い液体的な層が存在し、その厚さや形態も温度条件で変わることが確認されています。これらの微視的な知見は、自然界で起こる雲の形成や凍結現象の理解に貢献しています。 加えて、本研究室はシンクロトロン放射光を用いた分析手法も活用しており、昆虫体表の脂質構造などの生物試料の物性評価にも取り組んでいます。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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