Yasunori Tanji 研究室

主宰者:Yasunori Tanji
早稲田大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室では、細菌を感染させるウイルス(バクテリオファージ)の特性を明らかにし、抗菌療法への応用可能性を追求しています。特に、抗生物質が効きにくい耐性菌による感染症の治療法として、ファージ療法の開発に取り組んでいます。研究対象となる耐性菌には、医療現場で問題となるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌や広域スペクトラムβ-ラクタマーゼ産生大腸菌、そして養殖魚の病気を引き起こす運動性エロモナス属菌などが含まれます。 手法としては、下水処理施設やペットショップなど環境中からファージを分離し、その性質を調べるアプローチを用いています。分離したファージの遺伝的特性、増殖能力、環境安定性を評価するとともに、マウスを用いた感染実験によって生体内での作用機序を検討しています。また、多重遺伝子型判定法により細菌株を分類し、ファージの宿主特異性との関係を分析する研究も行っています。 主要な知見として、ファージの投与は対象菌を直接殺滅するだけでなく、宿主の免疫応答を変化させることにより感染制御に寄与することが報告されています。また、腸内環境とファージの相互作用が炎症性疾患の進展に関与する可能性も示唆されており、ファージが単なる治療ツールではなく、微生物叢全体の制御を通じた新たな医療応用の可能性を検討しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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