Mikihiro Hayashi 研究室

主宰者Mikihiro Hayashi
名古屋工業大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

林道生研究室では、通常の樹脂材料では実現できない新しい機能をもつポリマーの開発を進めています。研究の中心は「ビトリマー」と呼ばれる架橋樹脂で、これは樹脂内部の化学結合が温度や外部刺激によって交換・再結合する動的な特性を備えています。従来の樹脂は一度硬化すると永久に固い状態が続きますが、ビトリマーは加熱することで熱可塑性樹脂のように流動・成形でき、冷却すると再び硬くなるという独特の挙動を示します。このため、廃棄されたポリマー製品を再加熱して何度も再成形でき、またヒビが入った箇所を自動的に修復するなど、持続可能な材料として注目されています。 研究室では、さまざまな分子設計手法を通じてこうした動的な結合交換メカニズムを実現しています。トランスエステル化、二硫化物交換、カルボキシル交換、四級化ピリジンを利用した結合交換など、複数の化学反応スキームを検討し、それぞれの結合交換速度や物性をコントロールしています。また、既存の汎用樹脂から出発して簡便な加熱処理でビトリマーへと変換する方法も開発しており、実用化への道を広げています。さらに近年では、複数のポリマー材料を組み合わせたパターン設計や、異なる機械特性をもつ層構造の創製にも取り組んでおり、より多機能で高性能なポリマー材料の創出を目指しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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