Kenji M. Matsuzaki 研究室

主宰者Kenji M. Matsuzaki
東京大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

松崎研究室は、海底堆積物に含まれる微細な化石を手がかりに、過去の海洋環境の変化を明らかにする研究を行っています。特に放射虫という単細胞の海洋生物の化石に注目し、その種類や量の変化から、海水温や海流の強さ、生物群集の組成といった古い時代の海洋状態を復元しています。また、火山灰層に含まれるジルコンという鉱物の放射性同位体測定を組み合わせることで、堆積物の正確な年代を決定し、より信頼性の高い古環境解析を実現しています。 研究の対象は主に、新生代新第三紀(約2300万年前から260万年前)の海底堆積物です。特に、約800万年前から580万年前の後期中新世寒冷化と呼ばれる気候変動期に焦点を当て、この時期に日本海や北西太平洋でどのような海洋環境の変化が起こったのかを調べています。研究成果から、この寒冷化に伴い海流が大きく変わり、海の生物群集が劇的に入れ替わったことが判明しています。さらに、インドネシア海峡を通じた太平洋とインド洋の水の交換や、オーストラリアモンスーンの変動など、グローバルな海洋・気候システムの変化も解明しようとしており、地球規模の気候変動メカニズムの理解に貢献しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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