Yuichi Shimakawa 研究室

主宰者Yuichi Shimakawa
京都大学・Kyoto University Institute for Chemical Research

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室は、酸化物セラミックスの機能的性質を制御・利用する研究に取り組んでいます。特に、ペロブスカイトなどの層状構造を持つ酸化物材料において、カチオン(正イオン)の配置やアニオン(陰イオン)の欠陥状態の秩序化が、磁性・誘電性・電子物性に与える影響を調べています。これらの材料では、複数の金属イオンが通常と異なる原子価状態で存在し、温度変化や外部圧力の印加により、電子的な不安定性が解放される過程で相転移が起こる現象が報告されています。 研究の手法としては、ペルスドレーザー堆積法などを用いた薄膜作製、放射線を利用した非破壊元素分析、電子顕微鏡による原子レベルの構造観察、および第一原理計算に基づく理論的な予測を組み合わせています。特に、プロトン導電性電解質を用いた電界効果トランジスタ構造により、固体への水素の電気化学的な挿入・抽出を室温で実現し、それに伴う構造変化と機能の変化を追跡する手法を多用しています。 得られた主要な知見としては、酸化物中の酸素欠陥の配列パターンやひずみ状態が、プロトンの吸収やイオン輸送を大きく左右すること、また圧力印加や組成変化を通じて不安定な電子状態が安定化され、通常では実現困難な高価数の金属イオンが形成されることが挙げられます。こうした発見は、次世代冷却材料や強誘電体メモリデバイス、エネルギー変換材料の開発につながる基礎知見として位置付けられています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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