Tetsuro Kusamoto 研究室

主宰者Tetsuro Kusamoto
大阪大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室は、通常の分子には存在しない「不対電子」を持つ有機ラジカルの物性化学を中心に研究しています。特に、安定に存在する有機ラジカルが光を放つ現象に注目し、その発光特性や磁気特性、電子伝導性などを調べています。ラジカルは対をなさない電子のため、通常の分子にはない独特の光学特性や磁気応答性を示すことが知られており、これらの性質を活かした新しい光学材料や電子デバイスの開発を目指しています。 合成化学の観点からは、複数の金属元素を組み合わせた触媒や光触媒を用いて、様々な有機分子の構築反応を開発しています。特にカルボン酸から出発する変換反応やシクロプロペンとアルキンの組み合わせ反応などの効率的な合成法を開発し、医薬品や天然物合成への応用を検討しています。可視光照射下での反応開発にも取り組み、環境負荷の低い合成化学の実現を目指しています。 さらに、ラジカルが複数結合した化合物(ポリラジカル)や、ラジカルを含む分子性材料の物性研究も進めています。磁場と発光の相互作用(磁気発光)、電子状態の相関に基づく発光現象、さらには分子レベルでの電気抵抗の変化(メモリスティブ性)など、ラジカルの開殻電子状態に起因する新奇な現象を解明することで、スピンエレクトロニクスやスピンフォトニクスといった次世代技術への貢献を目指しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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