M. Torii 研究室

主宰者M. Torii
名古屋大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

M. Torii研究室では、宇宙から降り注ぐ高エネルギーの電磁波を観測する天文学的研究を行っています。具体的には、核乾板(エマルション)という物質を用いた気球搭載望遠鏡を開発し、10 MeVから100 GeVのエネルギー領域に属する宇宙ガンマ線を検出・観測することを目指しています。核乾板は微粒子の飛跡を原子レベルの精度で記録できるため、従来の観測機器では実現困難な高い角度分解能(例えば1~2 GeV領域で0.08度程度)での天体画像化が可能です。 研究の中核をなすGRAINE計画では、複数回の気球実験を通じてこの技術の実現性を検証してきました。2018年のオーストラリアでの気球実験では、最も明るい既知のガンマ線源であるはくちょう座パルサーを当該エネルギー帯域で最高水準の角度分解能で検出するなど、望遠鏡の性能を実証しています。並行して、観測データの解析精度を大幅に改善するための自動スキャンシステムの開発や、核乾板の感度特性の制御技術の研究も進められています。 さらに同研究室は、観測で得られたデータから大気中でのガンマ線生成メカニズムを調査し、大気ニュートリノフラックスの予測精度向上にも貢献しています。これらの取り組みを通じて、高精度な宇宙ガンマ線観測技術の確立と、関連する物理現象の解明を進めています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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