Hiroya Nishikawa 研究室

主宰者Hiroya Nishikawa
理化学研究所・RIKEN Center for Emergent Matter Science

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

西川研究室は、電気的な分極を持つ液晶状態の物質系を中心に研究を展開しています。特に、強い電気双極子モーメントを持つ分子が形成する「強誘電性ネマチック液晶」と呼ばれる流動的な物質に注目し、その構造や性質を解明することを目指しています。これらの物質は、従来の液晶にはない大きな分極性と流動性を兼ね備えており、外部電場への応答性が極めて高いという特徴があります。 研究手法としては、X線回折など構造解析技術を用いた基礎的な物性評価と、電気・光学的な外場を加えた実験を組み合わせています。また、分子設計と合成(特に機械化学的手法を活用した効率的な合成)、および理論計算による予測・解釈も行っています。さらに、光学非線形性や流動制御といった実際の応用につながる性質も調べています。 主要な発見として、これまで考えられていなかった複数の新しい極性液晶相が、非対称性の破れを通じて自発的に生じることを明らかにしました。特に、非キラル(鏡像体を持たない)な直線状分子からも、分子間相互作用によってらせん構造が自発的に形成される現象を報告しています。さらに、非常に小さな電気刺激によって、この構造を可逆的かつ広範に制御できることを示しており、光学素子やマイクロロボティクスなど、新しい機能材料への応用可能性を探索しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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