Akiko Matsuo 研究室

主宰者Akiko Matsuo
慶應義塾大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

この研究室は、爆轟波を利用した次世代ロケット推進系の開発に取り組んでいます。爆轟波とは超音速の燃焼波であり、従来の燃焼よりも高い熱効率が期待できます。研究の中心は、円筒形または環状の燃焼室内で爆轰波を回転させる回転爆轰エンジン(RDE)の性能向上です。燃焼室の形状(収束・拡大角度、直線・曲線など)や推進剤の種類(気体と液体の混合)、混合比などの条件を変えながら、爆轰波の安定性、内部流れの構造、推力性能を系統的に調べています。 実験手法としては、高速カメラによる光学観測、圧力センサーによる測定、推力測定などを組み合わせています。また、数値シミュレーションで爆轰波の伝播や燃焼過程を詳細に解析し、粒子追跡法により流れ場の微視的な挙動を調べています。これまでにガスエチレンと酸素、あるいは液体エタノールと液体亜酸化窒素などの多様な推進剤組み合わせでテストを実施してきました。 これらの基礎研究の成果は、実際の宇宙応用へと展開されています。研究室では気体推進剤を用いたシステムをすでに観測ロケットで空間実証し、次に液体推進剤版の宇宙実証を計画しています。また、スクラムジェット(超音速航空機エンジン)への応用や、複数の小型エンジンを組み合わせて大推力を得るクラスタリング技術など、将来の推進システムへの応用研究も進めています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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