Makiko Kosugi 研究室

主宰者Makiko Kosugi
総合研究大学院大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室は、南極に生育する藻類が極限環境で進化させた光合成機構に着目しています。特にナンキョクカワノリという苔状の藻が、密集したコロニーの深部に到達する遠赤色光(700~800nm)という低エネルギーの光を利用して酸素発生型光合成を行う仕組みを調査しています。通常、光合成は可視光のエネルギーを使いますが、この藻が獲得した適応戦略は、より低い波長の光でも効率的に光化学系IIを駆動できるというものです。 その中心にあるのが、遠赤色光を吸収するアンテナタンパク質です。研究室では、クライオ電子顕微鏡による立体構造解析と分光測定を組み合わせて、このタンパク質複合体がどのような構造をしており、どのようにしてエネルギーを次々と受け渡していくのかを明らかにしています。特に「アップヒル型エネルギー移動」と呼ばれる、低いエネルギーの光子から高いエネルギーを取り出す過程を詳細に解析しており、その仕組みは環境適応の過程で進化したものだと考えられています。さらに系統進化的な研究から、この機能が他の緑藻にもどのように分布しているのかを調べることで、光合成の多様性と可能性を探究しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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