Toshiro Shirakawa 研究室

主宰者:Toshiro Shirakawa
神戸大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

白川研究室は、大きく二つの柱からなる研究に取り組んでいます。一つは、抗生物質に対する耐性を持つ細菌の感染症に関する研究です。インドネシア、ネパール、ベトナムなどアジア地域の河川や医療施設から採取した臨床検体・環境検体を対象に、耐性菌の分布や遺伝子構造を調べています。特に、複数の抗生物質に同時に耐性を示す菌の蔓延が病院や食品流通の中で深刻化していることを明らかにし、地域ごとの耐性パターンの違いを詳細に分析することで、感染症対策のための基礎情報を提供しています。 もう一つの研究の柱は、腸内細菌を利用したがん免疫療法です。特定の益生菌として知られるビフィズス菌に腫瘍関連抗原の遺伝子を組み込み、経口投与するワクチンプラットフォームを開発しています。マウスモデルを用いた実験では、このワクチンが免疫系の樹状細胞に抗原を効率的に送達し、腫瘍に対する免疫応答を誘導すること、さらに既存の免疫療法との組み合わせにより治療効果が向上することを報告しています。膀胱がんや腎臓がん、白血病などの複数の固形がんに対する臨床試験も進行中です。 これら二つの研究領域は、感染症と免疫を両面から捉えた、公衆衛生と精密医療に関わる実践的な課題解決を目指しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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