Masahito Irie 研究室

主宰者Masahito Irie
東京医科歯科大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室では、哺乳動物の進化過程でウイルスから取得された遺伝子が、現在どのような機能を果たしているかを調べています。特に注目しているのは、脳の免疫細胞であるミクログリアで発現する一群の遺伝子で、これらはもともとレトロウイルスに由来したものです。脳は感染症から身を守る必要があり、この研究室はそうした防御機構にウイルス由来遺伝子がどう関わっているのかを解明しようとしています。 研究手法として、遺伝子の発現箇所を可視化する蛍光タンパク質融合マウスを作製し、脳の様々な領域におけるタンパク質の局在や動態を観察しています。また、細菌や真菌など異なるタイプの病原体に対して、これらのタンパク質がどのように応答するか調べています。加えて、特定の遺伝子を欠損させたマウスを用いることで、その遺伝子の神経行動への影響も追跡しています。 これまでの研究から、ウイルス由来の複数の遺伝子が脳の先制的な免疫防御に重要な役割を持つことが明らかになりました。さらに、そのうちの一つの遺伝子は、自閉症スペクトラム障害の原因遺伝子としても知られており、神経行動の異常と免疫機能の関連性を示唆しています。このように本研究室は、進化的視点から脳の免疫・神経機能を統合的に理解することを目指しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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