Yoshifumi Shirakami 研究室

主宰者:Yoshifumi Shirakami
大阪大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

当研究室は、がん治療における新しい放射性医薬品の開発に取り組んでいます。特にアスタチン211という短寿命のアルファ線放射体を用いた治療法(アルファ線治療)に焦点を当てています。前立腺がん、甲状腺がん、肺がん、膵臓がん、乳がんなど、従来の治療に耐性を示す様々なやっかいなはじめがんを対象としており、がん細胞表面の特定のタンパク質(PSMA、FAP、LAT1など)を標的として、これらのタンパク質に選択的に結合する化合物にアルファ線を放出する放射性核種を付与することで、がん細胞に高精度な治療を行うことを目指しています。 手法としては、実験室規模の化学合成から臨床試験に向けた製造プロセスの自動化まで、多角的なアプローチを採用しています。動物実験(マウス・サルのがん移植モデル)を用いた生体分布や毒性の評価、細胞実験での治療効果検証のほか、放射性医薬品に特有の線量計測システムの開発や、数学モデルを応用した治療応答の予測も行っています。また、アルファ線治療の有効性を確認するため、ベータ線を放出する従来の放射性ヨウ素との比較研究も実施しています。 主要な知見として、複数の研究からアルファ線治療は従来のベータ線治療と比べて著しく高い細胞障害性を示すこと、適切な標的分子の選択と化学的な設計工夫により治療効率が大きく向上することが示されています。さらに、研究室では臨床応用を見据えた基盤整備にも注力しており、安全性と品質管理を備えた医薬品製造プロセスの確立と、実際の患者を対象とした臨床治験の実施に進んでいます。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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