Tomoko Ise 研究室

主宰者Tomoko Ise
医薬基盤・健康・栄養研究所

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室では、免疫制御に関わる細胞表面受容体を標的とした抗体医薬の開発に取り組んでいます。特に、腫瘍壊死因子受容体ファミリーに属するCD30やTNFR2、CD40といった分子に着目し、これらが関与する疾患の治療法の開発を進めています。また、新型コロナウイルスを含むコロナウイルス科の複数の病原体に対応できる広域中和抗体の開発も行っており、将来の感染症対策を見据えた研究を展開しています。 研究室の主要な手法の特徴は、抗体の分子構造と機能の関係を精密に解析することにあります。X線結晶構造解析により標的分子と抗体の結合様式を原子レベルで明らかにし、その知見をもとに新規な抗体設計を実施しています。また、二種類の異なる抗体領域を同一抗原上の別々のエピトープに結合させるバイパラトピック抗体や、複数の標的に同時に結合するバイスペシフィック抗体といった次世代型抗体の開発も進めており、組換え技術やタンパク質合成技術を活用して多様な抗体構造を創出しています。 これまでの研究から、抗体が結合する分子の位置関係が、不要なシグナル伝達を回避し、望ましい機能を実現するために極めて重要であることが明らかになっています。従来の抗体では標的分子同士を架橋してしまい、意図しない細胞応答を起こす課題がありましたが、新規な抗体設計によってこの問題を解決し、より精密で安全な治療選択肢の開発を目指しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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