Yoshio Kawatani 研究室

主宰者Yoshio Kawatani
北海道大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

当研究室では、大気の循環変動と気候変動を研究対象としており、特に成層圏(地上約10km以上の高さ)での現象に重点を置いています。研究の中心となるのは、準二年周期振動(QBO)という赤道上空の風が約28ヶ月周期で東西に反転する現象です。この振動が地球規模の気象・気候にどのような影響を与えるのかを解明することが主な問いとなっています。同時に、東アジア地域の冬季降水量や日本の熱波現象も研究対象にしており、地上付近の気象現象とも関連させた研究を行っています。 研究手法としては、複数の気候モデルを用いた国際協力プロジェクト(QBOi)に主導的に参加しており、モデルの成層圏風を観測値に合わせる手法や、理想化した海水温度条件下での実験を実施しています。また、気象衛星データと高層気象観測(ラジオゾンデ)を組み合わせた実観測の解析も並行して行われています。これらの手法を通じて、QBOが熱帯域の大気波動現象にどう影響され、さらに中高緯度や地上付近の気象にどう波及するのかを追跡しています。 主な発見としては、QBOの強度や周期が周囲の大気条件や海面水温によって変調されることや、大気の上下層における相互作用の仕組みが複数のモデルで再現されるようになってきたことが挙げられます。こうした知見は、季節予報や気候変動予測の精度向上につながる基礎研究として位置づけられています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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