Atsushi Inoishi 研究室

主宰者Atsushi Inoishi
九州大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室は、次世代エネルギー貯蔵技術として注目されている全固体電池の開発に取り組んでいます。特に、リチウムイオン電池の代替候補となるマグネシウムイオン電池やカリウムイオン電池、塩化物イオン電池など、多様なイオンキャリアを用いた新規電池システムの研究を進めています。これらの電池において、正極材料の容量不足やイオン輸送の制限といった課題に対して、材料設計と電極構造の工夫で対応しています。 正極材料に関しては、チタン硫化物やニオブ硫化物、タンタル硫化物といった層状・準1次元構造を持つ化合物に注目し、層間膨張や陽イオン・陰イオンの両方の酸化還元反応を利用することで、高い蓄電容量と高速なイオン輸送を両立させる戦略を追求しています。負極材料では、マグネシウム水素化物やカルシウムホウ化水素などの化合物が充放電時に固体電解質を自己生成する現象に着目し、外部から電解質を添加せずに高い容量を実現する「インサイチュ電解質形成法」を開発しました。また、固体電解質側では、ハロゲン化物系材料における高いイオン伝導度と化学的安定性を活かし、室温で動作する全固体電池の実現を目指しています。 これらの研究は、放射光施設での分析や計算シミュレーションを含む多角的なアプローチにより、電池動作中の構造・組成変化を詳細に捉え、材料設計の原理を解明することに特徴があります。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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