Kouji Nawata 研究室

主宰者Kouji Nawata
理化学研究所・RIKEN Center for Advanced Photonics

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室では、光の非線形効果を利用してテラヘルツ波を生成・検出する技術の開発を行っています。テラヘルツ波は電波と光の中間の周波数を持つ電磁波で、物質を透過する性質があり、医療検査から通信、非破壊検査まで幅広い応用が期待されています。研究室の中核となるのは「後方テラヘルツ波パラメトリック発振器」という装置で、特殊な結晶に赤外線レーザーを照射することで、テラヘルツ波を効率的に発生させることができます。 研究の特徴は、装置の小型化と実用化を同時に進めている点です。近年では、手のひらサイズで10W以上の出力を持つ一体型のテラヘルツ波源の開発に成功し、周波数を連続的に変化させられる広い可変域を実現しています。さらに注入シーディング技術により発振のしきい値を大幅に低減し、安定した動作を確保しました。また光アップコンバージョン法を用いて、極めて微弱なテラヘルツ波を室温で検出する技術も開発しており、検出感度は極低温ボロメータを大きく上回ります。 これらの成果により、テラヘルツ波を用いた非破壊検査やイメージング、次世代無線通信など、実際の応用場面での利用が近づいています。研究室では複数の非線形光学材料の開発にも取り組んでおり、テラヘルツ波源・検出器の一層の高性能化が進められています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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