Tomitake Tsukihara 研究室

主宰者Tomitake Tsukihara
兵庫県立大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室は、呼吸鎖に含まれるタンパク質複合体の構造と機能を、主にX線結晶構造解析により研究しています。特に、酸素を水に還元する酵素であるシトクロムc酸化酵素に焦点を当てており、この酵素が電子移動と共役して膜を越えてプロトンを汲み出す仕組み(プロトンポンピング)の解明に取り組んでいます。研究の問いは、酸素還元とプロトンポンピングが分子レベルでどのように結合しているのか、また、その過程でタンパク質内のどの部位が重要な役割を果たしているのかを明らかにすることです。 実験的には、異なる酸化状態の酵素結晶を作製し、高分解能X線結晶構造解析によってその三次元構造を決定するアプローチを採用しています。特に、酵素の触媒サイクルの各中間体の構造を原子レベルで捉えることで、どの電子移動段階でどのようなプロトン移動経路が活性化されるのかを追跡しています。この分野での40年以上の蓄積により、プロトン輸送に関わる複数の経路、特にH経路と呼ばれるプロトン導電経路の重要性が浮かび上がりました。 これまでの研究から、この酵素に含まれるメタル中心サイトやその周辺のアミノ酸残基における立体構造の変化が、効率的なプロトンポンピングを実現する上で不可欠であることが示唆されています。また、最近では哺乳動物のATP合成酵素の精製法開発にも取り組み、呼吸鎖における他の重要なタンパク質複合体の研究基盤を整備しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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