Kohtaro Fujihashi 研究室

主宰者:Kohtaro Fujihashi
東京大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室は、鼻腔や経口投与を通じた粘膜免疫を利用して、感染症やがんに対する新型ワクチンの開発に取り組んでいます。特に、易感染性の高い小児や高齢者を守ることを目指し、従来の注射型ワクチンでは十分に対応できない課題に向き合っています。研究対象には、子どもの中耳炎や歯周病を引き起こす細菌、ウイルス感染症(RSV、ノロウイルス、HPV関連がん)、そしてコレラなどが含まれます。 手法としては、カチオン性ナノゲルと呼ばれる微小な粒子を薬物運搬システムとして利用し、鼻腔への投与により粘膜免疫を効果的に誘導する戦略を展開しています。また、DNAプラスミドなどの免疫補助成分を組み合わせることで、抗体産生を強化しています。さらに、遺伝子組み換え技術により、米を医療用タンパク質や抗体の生産工場として機能させる「MucoRice」プラットフォームの開発も進めており、冷蔵設備の不足する地域でも提供可能な経口ワクチン候補の構築を目指しています。 これらの研究を通じて、鼻腔や腸といった粘膜部位で産生される特異的な免疫応答(分泌型IgA抗体)が、感染部位での防御に重要な役割を果たすことを実証しています。複数の疾患モデル動物実験や臨床試験により、このアプローチの安全性と有効性の検証を継続中です。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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