Miki B. Kurosawa 研究室

主宰者:Miki B. Kurosawa
早稲田大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室は、有機分子に含まれるカルボニル基(炭素と酸素の二重結合)やフッ素原子を化学的に変換する方法の開発に取り組んでいます。特に、カルボニル基を選択的に除去しながら、同時に新しい分子骨格を構築する「脱酸素化変換」と呼ばれる反応系に焦点を当てています。これにより、医薬品や材料に広く用いられる複雑な有機分子の合成経路を簡潔化することを目指しています。 主な研究手法として、ホスフィンオキシドと基質を反応させるリン酸化ブルック転位という有機化学の基本反応を核としています。この反応の後段で、遷移金属触媒(主にパラジウムまたはニッケル)を用いた触媒的クロスカップリングや求核置換反応を組み合わせることで、段階的に分子を組み立てます。研究対象は、トリフルオロメチル基を含むケトン類、二価の芳香族ケトン、アルデヒド類など多岐にわたり、それぞれに最適化された条件を設計しています。 これまでの研究から、複数の官能基を有する未加工な有機分子を出発点として、一段階または数段階の一鍋反応で多様な官能化学品や多置換芳香族化合物へ効率的に変換できることが実証されています。また、オニオム状の悪臭・毒性を持つ原料の使用を避けた芳香族スルフィド合成法の開発も並行して進めており、実用性の高い有機合成法の創出に努めています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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