Yasushi Horii 研究室

主宰者Yasushi Horii
関西大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室では、音声認識の最初の段階となる内耳の蝸牛(かぎゅう)という器官の音響特性を明らかにする研究に取り組んでいます。蝸牛は音を神経信号に変換する重要な臓器ですが、その詳細な動作メカニズムはまだ不明な部分が多く残されています。研究室では、流体力学の数値シミュレーションを用いて、蝸牛内部の音波がどのように伝播し、振動波(進行波)を励起するのかを解明することを目指しています。 研究の手法として、蝸牛内を満たすリンパ液が圧縮可能な媒質であることに着目し、流体力学の基礎方程式に基づいた理論モデルを構築しています。蝸牛内部の音波を対称性に基づいて偶モードと奇モードという二つの成分に分解して分析することで、複雑な音響現象を詳細に追跡できるようにしました。このアプローチにより、蝸牛がどのようにして異なる周波数の音を区別・処理しているのかを定量的に理解することが可能になります。 主要な発見として、蝸牛内部で生じる音波の物理的性質は、これら二つのモード成分の組み合わせで説明できること、特に奇モード成分が振動波の励起に中心的な役割を果たしていることが報告されています。さらに、この基礎研究の成果は、音響病態としての中耳奇形など、臨床的な聴覚障害の診断・治療へも応用される可能性があります。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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