U. Tanaka 研究室

主宰者U. Tanaka
大阪大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

Tanaka研究室では、電気的に制御した電場で微小な領域に閉じ込めた個別のイオンを用いて、量子コンピュータの実現を目指しています。具体的には、カルシウム原子イオンを微細加工された電極上に設置したトラップ装置を使い、複数のイオンを精密に制御・輸送する技術を開発しています。イオン同士のクーロン相互作用を活用し、系統的にイオンを動かしたり、同位体を選別したりする実験を行っています。 この研究の核となるのは、トラップ装置の制御電子回路の開発です。多数の電極に供給する電圧を効率的に生成するため、時間分割多重化など新しい回路設計手法を採用し、配線数やコスト削減を実現しています。また高速・高精度の電圧制御によって、イオンを低い励起状態に保ちながら輸送する技術を確立しており、これは大規模なイオントラップ量子コンピュータへのスケーリングに不可欠です。 さらに、トラップ内に形成した二重井戸ポテンシャルを利用して、複数のイオン鎖を並列配置し、物質表面における摩擦現象の模型系として機能させる研究も進めています。これらの取り組みを通じて、量子情報処理と物性物理の両面から、イオントラップの基礎と応用を追求しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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