Tadashi Ebihara 研究室

主宰者:Tadashi Ebihara
筑波大学

AI 要約(直近 5 年の研究成果)

本研究室の主要な研究テーマは、水中での音波を用いた測位・通信システムの開発です。特に港湾工事や海洋ロボットの遠隔操作などの実用的な課題を背景として、浅い水域における高精度な位置測定技術の実現に取り組んでいます。従来の音響測位法は、水底や構造物からの反射波が多く存在する「マルチパス環境」で精度が低下するという問題を抱えていたため、複数の受信器から得られた信号を統合処理し、直進波を正確に識別する手法を開発しています。さらに音速が水深によって変わる実際の海洋環境での伝播遅延を精密に計算するアプローチや、視覚マーカーと音響信号を組み合わせた位置姿勢計測法など、多角的なアプローチで水中測位の信頼性向上を実現しています。 同時に、水中音響通信システムの高度化にも注力しており、周波数領域での信号設計や多入出力技術、ドップラー効果への対応など、移動する物体との通信を安定化させるための技術開発を進めています。これらの成果は実際の港湾工事現場での試験を通じて検証されており、海洋建設の遠隔化・自動化を支える基盤技術として実装されています。 加えて、音響センサーやマイクロフォンの低ノイズ化、3D印刷による楽器製作と音響特性制御、音声合成システムなど、音を扱う多様な工学的課題に取り組んでいます。これらの研究を通じて、応用物理学的な知見と実装技術の両面から、音を活用した実用的なシステムの構築を目指しています。

※ AI(Claude)が、公開されている論文要旨から研究の問い・手法・主要な発見を事実情報として抽出・再構成して自動生成しています。誤りを含む可能性があるため、正確性は研究室公式情報でご確認ください。

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